2006年10月 6日
またまた Linux が起動しなくなった
一応、サーバーの再興ができ、一息つきながら Linux のコマンドを勉強がてらテストしていた。
その中に、Windows ではいつも気にしていたディスク・チェックのコマンド ( fsck ) があったので何気なく実行した。コンソールにはご注意!とばかり warning が出ていたのだが、いつものようにお気楽に 'y' と答えて強行した。
ルートに設定していた hda2 のパーティションでは fsck が大量のファイル修復確認メッセージを出してきた。はじめはいちいち 'y' と入力していたが面倒になって #fsck -y で再起動してチェックをかけたところ大量のファイルが破壊されてしまった。そのなかにはコマンド群ファイルも含まれていたようで打つ手がなくなってしまった。
修復作業をはじめた・・・
1). Knoppix (クノーピクスと読むらしいが、1CD Linux) を使って、壊れたと思えるパーティションをフォーマット ( linux ではファイルシステムの作成という) して、パーティションごとのバックアップでリストアした。(普通はレスキューディスクを使うのだろうが、バックアップが USB ディスクにあるためか見えなかった)
・・・ところが、、、ブートすら出来なくなった。そんな場所は一切触っていないのだが、コマンドの使い方をミスった可能性もあるので再試行を繰り返したが結局は駄目だった・・・(泪)
2). そこで、9月30日付けのディスク丸ごとバックアップを使って復旧した。備忘記録を残しておく。
- a) ディスク丸ごとリストア
# dd if=/dev/sda of=/dev/hda conv=sync,noerror bs=4096 count=1とやり、count 値を 100程度にしてテストをした上で、count= を消去して実行。80GB のディスクで一時間弱で終わった。
b) 起動できることを確認して、hda2 hda3 のパーティションをバックアップで書き換え
# mkfs.ext3 -L / /dev/hda2zip ファイルはUSBディスクにとっておいたバックアップ
# zcat /media/sdb3/backup/hda2_1004.zip | restore -rf-
# mkfs.ext3 -L / /dev/hda3
# zcat /media/sdb3/backup/hda3_1004.zip | restore -rf-
、、、で、10月4日の状態に戻せた。
猿も反省する・・・
1). コマンドが言ってくれる警告には素直に従うこと。( fsck はマウントされたパーティションでは使わないこと)
2). バックアップはこまめにとっておくこと。
- 我が家のサーバーのバックアップ・ルール
a) デスク丸ごとバックアップは週一で、2USBディスク交替でとる。
b) パーティション丸ごとバックアップは毎日 USBディスクにとる。
投稿者: 管理者 日時: 2006年10月 6日 06:27 | パーマリンク |TOPページへ ▲画面上へ
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