「CVS サーバー」 カテゴリー
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2006年11月 7日
バージョン管理システム (Concurrent Versions System) をセットアップ
少し遅くなったが CVS をセットアップした。
Vine Linux 3.2 では標準でインストールされていたことから、セットアップをすれば簡単?に使えるようになった。
1). CVS がインストールされているかを確認
$ rpm -qa | grep -i cvs
ここでは、cvs-1.12.9-0vl3.1 と表示された。
2). CVS サーバーの専用ユーザを登録
# /usr/sbin/adduser cvs
3). cvsroot ディレクトリを作成し、初期化する。
# su - cvs
$ mkdir cvsroot
$ cvs -d /home/cvs/cvsroot init
4). CVS Pserver をデーモンとして起動する準備
- a) 先ず、cvspserver の記述が /etc/services にあることを確認
$ less /etc/services | grep cvspserver
b) 次に /etc/inetd.conf に次の一行を追記
cvspserver stream tcp nowait root /usr/bin/cvs cvs -f --allow-root=/home/cvs/cvsroot pserver
5). cvs pserver 経由でアクセス可能なユーザを追加
- a) /home/cvs/cvsroot/CVSROOT ディレクトリに移動
$ htpasswd -c passwd guest
$ htpasswd passwd user1
b) htpasswd コマンドで作成した passwd ファイルに「:cvs」を追加
guest:UlousE0fTIyqA:cvs
user1:JyFWTMoTjEQ72:cvs
c) 書き込み権限をユーザを登録
$ echo editor > writers
6). CVS Pserver を起動
# /etc/rc.d/init.d/inet restart
以上で、CVS サーバーの設定が出来たと思うので、一般ユーザでログインできるかを確認
$ export CVSROOT=:pserver:guest@localhost:/home/cvs/cvsroot
$ cvs login
何も出力されなければ・・・OK!
その後、Eclipse で読み取り専用/書き込み権限をユーザごとに確認できた。
投稿者: 管理者 日時: 2006年11月 7日 20:13 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)